代表挨拶

「3Dバーチャル空間で自由にショッピングが楽しめる」

そんな未来が想像できるでしょうか。
ひと昔前ならSFの世界の話でしたが、すでに世界的には《メタバース》と呼ばれる仮想空間サービスは急速に広がりを見せています。

私たちは、小さいながらもその最前線で日夜開発に勤しんでいます。
0からのスタートでしたが、皆様をワクワクさせたい一心で形にしてきました。

というのも、私はファッションデザイナーでもあります。
アパレル企業にて10年間勤務後独立し、原宿の路面店、新宿マルイや渋谷パルコなどで様々なセレクトショップを運営をしてきました。
今でこそ、エンジニアや3Dモデラ―として開発の現場にいますが、日々が試行錯誤の連続です。

昔から未来感が好きで色々な物をみては妄想したり
まだ見ぬ未来に1人ワクワクしていました。

でもそれらは「そういう専門の人達がいつか作ってくれる」と思ってました。

そんな中大きなきっかけはやはりコロナでした。
2020年4月の緊急事態宣言を皮切りに実店舗での販売は難しくなりました。

その時に「じゃあどうしようか」と。
服屋としてどうやってこの素敵なアイテム達を世の中に伝えていくかを色々考えさせられました。

すぐに出た案としては「ビデオ電話」「ラインをチャットとしての販売」そして「バーチャルショップ」です。
「ビデオ電話」や「ライン販売」はすぐに実践してみましたが、やはりなんとも言えない違和感がありました。

そして、バーチャルショップに関しては既存のサービスを色々体験してみました。
しかし、調べれば調べるほど「違う違う!そうじゃない!」という気持ちが強まりました。

「思っていたのと違う」
「ワクワクしない」
「買い物って物を理解していない」
「わざわざ既存の店舗をトレース?」
「めちゃくちゃ高い」
「使い勝手が悪い」

そうして、1度バーチャルショップ構想は諦めました。

でもその後半年くらい経っても「どうしてもやりたい!」というのが頭から離れず、「じゃあ自分で作ろう!」と決めました。
実際のサービスは開発会社と作るとは思っていたんですが、私自身が知識0という訳にもいかず
何よりもプロトタイプを作って説得しないといけないのでは?と、プログラミングを勉強して、毎日開発する日々に突入していきました。

最初は訝しげな人達も色々説明や話をし、プロトタイプを見せていくうちに、少しづつ真剣に話を聞いてくれるようになってくれました。
そして、現在は仲間たちと共に真剣にプロジェクトを進めています。

恐らく多くの人は「なんで服屋が?」と思うかもしれませんが、私としては「服屋だからこそ」だと思っています。
2020年4月では雲をつかむような話だったバーチャルショップが、今は木の上のリンゴくらいの位置にまで降りてきました。

あとは手を伸ばすだけ。

株式会社Vircre
代表取締役社長 市川大輔

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